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側板にカラマツ材を使ったプランターの特徴はその木目にあります｡ この木でなければ現われない明瞭でしなやかな木目は景観を引き立てます｡

業務用 寄せ植えプランター

このプランターは業務用にデザインされた製品です｡
業務用プランターは経済的効果を求めて使用されるプランターです｡
感動的な植栽や､風情ある雰囲気を作り出して何らかの経済効果を高める目的があります｡
多くはそれなりの扱いを受け過酷な条件に曝されながらも､美しい植栽を引立て､景観を壊すことなく､効果を長い年数継続して現すことが求められます｡
そのようなことを踏まえ､大断面の材料を用いて堅牢に設計されています｡

素材には屋外での耐朽性･耐水性･耐蟻性に優れたヒノキアスナロ材を柱脚に用い､木目の美しいカラマツ材を板材に用いた製品です｡
フレームの役割を果たす柱脚は85×85mmのヒノキアスナロ材から削り出します｡
これに厚さ35mmのカラマツ材の横板をはめ込み面が一致するようにしてシンプルなシルエットを作ります｡

業務用プランターの構造を詳しく見る→

この設計をポストフレーム･デザイン©と呼びます｡
更に底板は内容加重の一切を受け､大桁を介して柱脚に委ねます｡
桁受-高床式ポストフレーム･デザインということになります｡
このデザインが特大プランターの構造を実現させています｡

また､長手方向に走る2本の大桁はハンドパレットなどのフォークリフトの爪が載る様に設計され,省力での移動を可能にしています｡

スノコ状に配置された底板のスリットは効果的な通気性を確保します｡
土壌の通気性は有益な土壌菌や菌根菌などを増やし､植物の健全な生長を促すことにより効果的な美しい植栽を可能にします｡

ビス類は錆に強いステンレスとし､焼入れにより強度を高くしたSUS410製を採用しています｡
屋外環境から木部を守る材保護塗料は防腐剤入りの植物油性塗料を使用します｡
素材の面､構造の面から耐用年数を高める設計です｡

使用方法の面からも耐久性を高める方法をとります｡
内壁3面には付属の樹脂製波板を入れ､更に用土が流出しないように付属の不織布袋を敷詰めます｡
これによりプランターの構造部は乾燥状態が確保され､耐用年数が高められると共に通気性を向上させて植物の生育に欠かせない好気土壌を作り出します｡

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